「ふれあいとおりで結ぶみんなの家」
私たちはひとつの施設内で介護サービス機能が完結する複合型の介護福祉施設「きらめきの里」を計画しました。本施設は特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス(一般・認知症)、認知症高齢者グループホーム、小規模多機能型居宅介護の6つの事業所から構成されています。それらの機能を持つ5つの建物を、敷地の中央に設けた「ふれあいとおり」と名付けた外部通路に沿って配置した分棟型の施設構成としています。各用途の建物が連携しあい、「福祉のまち」として賑わいをつくり出す事を目指しました。
建物は切妻型の屋根で統一し、深い軒を出したデザインとしています。自然に囲まれた里山と呼べる地域に違和感なく溶け込み、屋根の連なりが山形における里山の風景をつくりだしています。
主要用途 :特別養護老人ホーム
ショートステイ、デイサービス
小規模多機能型居宅介護
認知症対応型共同生活介護
所在地 :山形県天童市
構造・規模:木造平屋建て、鉄骨造2階建てなど
延床面積 :4094.85㎡
(鈴木建築設計事務所における設計担当作品)